第六話【ソフバアラカルト完結編=最終回】
スポーツと行政のかかわり
第1~5話までソフバ活動における、“活動現場”にスポットを当てて話をしてきました。この第6話では、ソフバアラカルトの締めくくりとして、私達のソフバ活動になくてはならない最も重要な“施設”の企画・管理・維持・運用を行っている行政について、そのスポーツとのかかわりについてお話したいと思います。こんなに重要な存在であるにも関わらず、みなさん、ソフバ活動の中で“行政“ってほとんど意識していないですよねぇ、まぁ、日常生活にたとえると、”空気“みたいなものでしょうか。そう言うと、何か”軽い“感じがしますが、そこには意外と奥の深いものがあるんですねぇ。行政抜きで、私達の活動は成り立つのでしょうか?国のスポーツへの”思い”と、私達のソフバに対する“思い”は果たして一致点があるのでしょうか?
スポーツ行政は、国民の自発的活動を助長するもの。
ちょっと固くなりますが(いつも私の文章は固いと連盟会員からダメ出しされていますが....)、スポーツ行政の組織については、「スポーツ振興法」などで規定されています。スポーツ活動は本来、国民の自発的活動で任意の活動を助長するものであるという原則に立って、国や地方公共団体の任務を明らかにしています。市(区)町村においては、教育委員会がスポーツ行政の主務機関であると規定されています。
「スポーツ振興法」では、国及び地方公共団体の任務としてスポーツに関係する多くの具体的な方策を行うことを規定しています。その中で、私達の活動に密接に関わるものを抜粋すると、以下のような方策があります。
・スポーツ施設の整備充実、
・学校スポーツ施設の利用(学校開放)、
・スポーツ指導者の充実(養成や研修)。
みなさん、ご存知でしたか?役所の行っていることは、役所の市民へのサービスではなく、ちゃんと国の法律に基づいて行われていたんですねぇ。“学校開放”や、“スポーツ施設の充実”が法律に謳われているんですよ。私はこれまで、それらを役所が市民へのサービスとしてボランティアで行っているのだと思っていました。仕事ならそれなりに、我々も税金を納めているわけだから、ちゃんと物申してもいいんだぁ、ということが分かりました。(既に私は行政へのクレーマーと囁かれておりますが...)
スポーツは、健全で明るい地域社会の形成にも貢献
“では、なぜ国はスポーツに法律まで作って、これほど真剣に取り組んでいるのでしょうか?みなさんはスポーツを過去、現在とやってこられて、スポーツって何?と聞かれると、健康維持とか、爽快感を得るためにやるものとか、プロになってお金を稼ぐ手段などと、シビアな事を言われる方がいるかも知れませんが、でもたったこれだけのために国は貴重な且つ、多額の税金を投入しているわけではないんです。実は国は、スポーツが、健全で明るい地域社会生活の形成に貢献すると期待して、スポーツ行政に取り組んでいるのです。これは、スポーツが、“体を動かす”という人間の本源的な欲求に応え、爽快感、達成感、知的満足感、他者との連携といった精神的充足や、健康の増進、体力向上など心身の健康に大きく寄与するからなのです。
ソフバ楽しんでますか?また楽しませてあげてますか?
どうでしょうみなさん、何気なく行っているスポーツ(ソフバ)にも行政や国の“思い”(というか、期待)が込められていることが分かりましたか?ということは、自分達のソフバを通じた活動がこの“思い”と一致しているのか、今一度、振り返りを行ってみてはいかがでしょうか。自分が楽しければ、人の事は二の次とか、健康増進のはずが、健康を害している(ソフバ―>発汗―>ビールで水分補給―>焼酎で締めくくり)とか、明るい地域社会生活の形成のはずが、家庭をないがしろにしているとか、などなど....(実はこれ、全て私自身の振り返り結果です)。まぁ、ソフバに対する思いは、人それぞれですが、自分も相手もみんな楽しめればいいですよねぇ、そんなことなかなかできないのは分かっていますが、目標に向けて、日々ベターな方法を考え、実践できればいいですね。
最後に....~連盟10周年を迎えて~
みなさん、ソフバアラカルトいかがだったでしょうか?この1年間で第6話まで書かせて頂きました。途中色々な方から“つまらん、面白くない”とか、“文章が長い”、“全体に固い”、“読む気がしない”、“読む人がどんな人か分かっていない”、“手抜きしている”などのご指導を受けましたが、何とか自分の思いや、勉強したことの重要と思える部分は最後まで書けたと思います(こうなると、「何がなんでも最後まで書いてやる!」という意地だけ)。当初、毎月1回の寄稿と宣言しておきながら、平均すると、2ヶ月に1回となり、万が一、本ソフバアラカルトのリリースを楽しみにされていた方がおられましたら、この怠慢執筆者(=私=連盟広報担当)をご容赦ください。
今年、日進市ソフトバレーボール連盟は連盟発足10周年を迎えます。発足当時から連盟に関わってきた私としては、昨年広報を担当して、この10周年を一つの節目として、この間、みんなで築いてきた体系的な連盟運営を何らかの形でまとめあげ、公開したいという思いがありました。昨年のゴールデンウィーク前のHP原稿作成の試行錯誤を懐かしく思い出します。あれから約1年、このソフバアラカルトを書き終え、全ての思いが果たせたという、“達成感”をしみじみ感じております(超自己満足)。連盟は今年10周年を迎えますが、これからも、連盟の品位と言いますか、品格(相撲界の
フレーズのパクリですが)を保ちながら、それが、日進市ソフトバレーボール連盟の“ブランド”に今後発展していければいいなぁと勝手に思いつつ、このソフバアラカルトの連載を終了させて頂きます。
以上、今後とも日進市ソフトバレーボール連盟を、末永く宜しくお願い致します。
↑焼酎片手に、原稿書きに苦しんでいる筆者
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